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2011年8月20日 (土)

小沢一郎とは何者か?

民主党代表選の話題だが、候補者の馬淵さんと小沢さんが今朝揃ってTBSと、日テレ等をハシゴ出演していた。「美辞麗句」と「嘘八百」だった民主党政権の2年間について、反省は無かった。

マニフェスト破綻についても、「理念は捨てない」などと言っていたから、もう批判する気にもならない。言った通りやらないのは、最初から、分かっているからだ。

小沢一郎が動き出している。何れにせよ、「小沢一郎をどう見るか?」によって現実政治の見方が分れる。

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◆小沢一郎復権の動き

民主党代表選で、小沢軍団100名を率いる党内最大の実力者・小沢一郎が“誰を応援するか”が注目されている。

嘗ての小沢一郎が自民党幹事長時代に、総理総裁候補を面接・テストしたことを思い出す。

小沢自身は、「菅さんでなければ誰でもいい」と上機嫌だ。

候補者はそれぞれに小沢一郎のご機嫌を取ろうとして、「増税」は反対、「マニフェスト」は理念は守るなどと、“発言”も慎重だ。

また、小沢一郎の党員資格停止“処分撤回”の動きもある。さらに、「小沢一郎先生を総理に!」という小沢信者もいる(笑)。

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◆反小沢「菅政権」との奇妙なもたれ合い

小沢の党員資格の問題(復権)など、「民主党内の問題」だからそんなことどうでもいい事、勝手にやってくれと言いたい。

小沢一郎が、6月の内閣不信任決議案の“否決”以降、一転して「菅降ろし」に実際は消極的だった理由は、“菅直人の延命”によって、ますます菅内閣への支持率が下がること、即ち小沢一郎への(少なくとも党内の)期待感が高まることを期待したためである。

だから、小沢は、菅のやりたい放題にさせていた。本当なら、もっと(9月くらいまで)菅直人が居座ってもらいたいと思っていたが、意外にも菅直人は「退陣表明」をしてしまった。

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◆小沢一郎の政治信条・政策とは?

世間で言う小沢信者たちは、“剛腕・小沢一郎なら「脱官僚」「政治主導」をやってくれる”と信じている。

信じているからこそ、「小沢信者」なのだ。

そんなに政治の表舞台に「復権」したい、あるいは総理になりたいなら“小沢新党”を創って、『小沢マニフェスト』を発表した方が分かりやすいし近道の様な気がするが・・・。

しかし、小沢一郎はそもそも主義主張が無い単なる利権政治家だから、国難に当たって国家の舵取りは無理だろう。

いやむしろ、共産党独裁中国の属国化が早まるだけだ、と言っておきたい。

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◆小沢一郎は保守か?愛国者か?

小沢一郎は利権政治家だが、紛れもない党内最大の実力者でもあり、党内では信望もあり軍団の結束は固い。

ポッポ前総理・鳩山由紀夫と違って小沢一郎ともなると、まさか本気で「増税」反対で、2年前の「マニフェスト」を実行できるとは思ってはいない。

小沢一郎にとって、「マニフェスト」は政権をとるための“手段”でしかない。それを承知の上で、「マニフェストは国民との約束、重いものだ」と相変わらず権力維持のための“手段”と見る。

小沢一郎は、何者か?

小沢一郎は、保守でも愛国者でもない。

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◆小沢一郎とは何者か?

小沢一郎は、「反米」だが保守ではない。

そもそも、保守とは、日本の文化伝統を重んじ、先人に感謝し敬うことであり、家族を大切にし国を愛することである。

保守とは、(私の考えだが・・・)精神的なことであって、経済政策の事ではない。

韓国で「在日外国人の地方参政権」を約束したり、中国共産党政府の要請で、「習副主席の天皇陛下との謁見」を(陛下の体調も顧みず)ゴリ押しさせたりする小沢一郎が「保守」であるはずが無い。

まして、愛国者でもない。

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◆反米が愛国か?

表面だけ捉えれば、社民党や共産党などの左翼も、「反米」即ち「米国は敵」と見做している。

彼らは、社会主義イデオロギーから脱却できないから、市場中心主義経済の世界の盟主・米国はやはり認められない。「米国は敵」というしかない。

保守派の中や小沢信者の中にも、「反米」即ち「米国は敵」という傾向がある。

保守派の中には「国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき“国柄”を長らく忘れてきた」として、反米=愛国と結びつける人もいる。

小沢信者も、「小沢起訴」は、「米国・自民党・霞が関官僚・検察特捜部」による陰謀だと決めつけている。即ち、反米=愛国と結びつけている。

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◆結論

再度言うが、保守とは、精神的なことであって、経済政策の事ではないというのが私の考えである。

東日本大震災の時、米軍が「トモダチ作戦」を展開してくれた。日米は同盟関係に在る。

しかし、経済面で言えば、米国を含む他国は全て、中国も韓国も(基本的に)敵国である。

何故なら、他国は自国の利益の為に、「日本に言い寄ってくる」だけで、友達だからという事ではない。他国は(基本的に)敵国である。当たり前の事である。

「経済のグローバル化」「世界の中の日本」が上手く立ち回っていくには、「日米同盟」を強化しながらも国益を重んじた経済政策をとるべきである。

「米国一辺倒」だけではダメで、「反米」を叫んだとてダメである。小沢一郎のように、中国の力を背景にした「反米」などは以ての外である。

他国は(基本的に)敵国だという事を肝に銘じつつ、“富国強兵”“殖産興業”“教育の充実”を国の基本とすべきである。

それが、保守派及び愛国者のとるべき“経済政策”ではないかと考える。

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