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2011年7月28日 (木)

《名著紹介》 新武士道~日本の魂 塚本三郎・吉田忠雄著

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≪著者紹介≫

塚本三郎  政治評論家。昭和2年、名古屋市生まれ。元民社党委員長。

吉田忠雄  明治大学名誉教授。大正15年、新潟市生まれ。

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私の散歩道・千葉市中央図書館で、「戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝いたい」というヒロシマ・ナガサキの原爆「写真展」が展示されていた。

しかし、此の原爆を落としたのは、敵国(アメリカ合衆国)によるという事実は何処にも「解説」されていなかった。

この『新武士道~日本の魂』は、若い人に是非読んでいただきたい名著である。

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新武士道~日本の魂  目次

第1章 新武士道のルーツ

1.曲げられた弓

『姿三四郎』上映禁止ー断罪された武道

勇気、勤勉、清潔、公共奉仕ー日本精神

形あるものに精神性をー「道」の創造

2.大和魂の土壌

大自然への畏敬ー八百萬の神

大自然が天(神)-四季の変化に学ぶ

3.神仏融合の社会

自然信仰の土壌に溶け込むー仏教伝来

大自然の中にまどろむ八百萬の神々ー多神教の島

見るもの聞くもの、すべてが仏の化身ー神仏冥合

4.武士道とは

“死”をも美化する“見栄っぱり”-武士道の宗教観

儒教を基盤に智・仁・勇ー武士道の教科書

第2章 魂を喪失した日本人

1.東京裁判と憲法を見直す

負け承知で自存自衛ー死中に活

武士の魂を奪うーマッカーサーの思惑

植民地主義者に“民主主義を論ずる”資格ありや?

2.復讐劇だった東京裁判

歴史と伝統を陵辱ー東京裁判の偽善

「国歌を歌ってお別れを・・・」-敵にも“武士”

反体制運動家の“死の接吻”-武士道置き去り自虐史観

猫のように温和になった日本人ー“東京裁判”革命

経済戦争に挑むー目標が定まると結束

3.戦争放棄の真実

「武士の刀」は“凶器”なのかー非武装・平和の幻想

“韓信が股をくぐる”思いで書くー新憲法と戦争放棄

民族と独立国の尊厳ー天皇制護持

“平和”という名の怠惰な欺瞞ー反面教師・北朝鮮

戦争覚悟で平和運動ー内なる敵との闘い

第3章 大義ー犠牲をいとわぬ心

1.魂の支え

毒にも薬にもなる“情報”-主義と宗教

経典に依るべしー宗教教団の分裂

2.尚武を尊ぶ

土俵際のふんばりー下積みのフンドシカツギ

理非を問わず同調ー2世議員の安易

機械や科学では捕えない“ワザ”

3.義について仏教は語る

煩悩に我、勝てりー義に生きる

自由を守る勇気ー義の実行者

義に生きて賊名を浴びるー昭和天皇と石原莞爾

4.昭和天皇の大義

「日本の大義は厳然と貫け!」-張作霖事件で激怒!

「私自身を諸国の採決に委ねる」-マッカーサーとの対面

5.石原莞爾の大義

ケチな権益を廃して「東亜大同」を!-「満州建国」構想

トルーマンこそが超第一級“戦犯”-“非戦闘員爆撃”を痛烈批判!

“在満中国人を裏切った”オレも“戦犯”だ!

第4章 勇気ー国際社会に生きる

1.「日米同盟」と礼節

共に重荷を担う肚ー「同盟国」の責務

“自由の旗”を地球上どこにでもたてたがる米国

地獄の沙汰も金!?ー米国の本質を見誤まるなかれ

独立・自存・礼節ー“卑屈”と“安易”から脱出のとき!

サダム支持者を擁護!?ー反米を煽るだけのマスコミ

『北京の55日』を戦い抜くー北清事変の「武士道」

2.“血を見ない”戦争

“外交不適切”な隣人に囲まれる日本

“歴史認識の対立”に動ゼず

60校が3000校にー『親日派のための弁明』

一国平和主義の危険

壕の中から矢ー“反米”と“平和”を混同

“反米”の前に先ず正論をー怯えの日中友好

3.“聖なる神殿”-国連

世界永久支配をめざした勝者連合ーヤルタの副産物

特権にしがみつく常任理事国ー国連の正体

“金は出すが口は出せない”日本

自由・公平・正義の本来の姿ー国連改革の先鋒たれ

第5章 仁愛ー敬天愛人の心

1.大和魂の出自

人に寄ってくるガラパゴスの魚

飢えと寒さにさらされてー「武士道」形成

宅配便の源流ー参勤交代

2.桜と新渡戸稲造

日本人の心は不二ー善きも悪しきも我がこころ

花の美しさと散り際の鮮やかさーさくらと武士道

バンクーバー島に客死ー太平洋の架け橋・新渡戸稲造

明治天皇が愛した武士道ービクトリア蠟人形館

3.西郷隆盛

敵将を愛する江戸っ子ー上野の銅像

平民と武士の戦いー西郷死す

天を相手に己を尽くすー仕末に困る人

4.乃木希典

希典23歳、いきなり陸軍少佐

「武士道を入れた箱」の中に生きるー軍人・乃木

征馬不前人不語ー逆縁の二人の息子

敵の悲しみを取得するー「仁」

第6章 犠牲ー身を殺して仁を成す

1.諜報員となった旧武士

兵士が将軍に「湯を汲んで来い!」-ロシア革命

“地位・富”求めずースパイ

仁を成した人々

2.佐久間勉艇長の死

「部下ノ遺族ヲシテ窮スルモノ無カラシメ給ハンコトヲ」-遺書

もののふの魂

3.特攻と自爆テロ

ああ、あの母を此の俺が、日本一の母にせんー18歳惜別の詩

同胞を巻き込む自己矛盾ー“無差別”自爆テロ

「忠臣蔵」というテロー永遠の“詩人の領域”

家族愛から祖国愛へー失われつつある国家観

「ホタルとなって帰ります」-捨我無我

第7章 礼節ー士魂工才に生きる

1.国家目標

貯金は頼りになったかー敗戦時の日本

宝を天に積めー暮らしはシンプル、額に汗

モノづくりに身体を張るー士魂工才

創意・工夫の絶え間ない努力ー分業の精華

2.特色がありすぎる日本経済

“公平な分配”と“市場拡大”-日本型資本主義

生産には協力、分配には団結ー企業内組合

会社は城?-会社主義か社会主義か

時間をかけた“切腹”-少子高齢化

貯蓄率ダントツー節約する日本女性?

3.名人芸の中小企業

2.5次産業の健闘ー製造業王国

官業と共に低い労働生産性

地方文化が開花

不獟不屈と現状に満足しない創意ー生きている武士道

第8章 克己ー堪忍が人生の土台

1.武士道の経済学

稼ぐに追いつく貧乏なしー勤倹節約の美徳

奢り、愚痴を抑え、堪忍と感謝で「美田を潰さず」

2.同行者2人

徳分は失わず奪われないー若い時の苦労

いついつと待ちにし人はー同行者

3.堪忍が生んだ希望

「この子に罪はない」-堪忍の行

一緒に指導者まで踊ってよいのかー激情との勝負

“弱い個人”が集まって“強い集団”ができる!?

第9章 士魂工才ー日本の天職

1.日本資本主義の精神

スクラッチするとーサムライが出てくる

「金銭執着は諸悪の根源」-武士道の精神

守銭奴資本家を排すー武士道とプロテスタンティズム

“伊達の薄着”-清貧の心

「君が代」は相撲協会の歌!?ー少子高齢化から民族消滅への道

2.地上から消える日本

廃墟の中で豪邸に住むー国は“愚”に滅ぶ

“日本縮小構想”に屈するのか

3.日本人の天職

質素な生活といっても・・・

干渉されない自由が生んだ創意・工夫

誠意は天に通ずー“石油ショック”という名の神風

ハイテクを駆使する製造業ー日本人の天職

終章 武士道の未来を展望する

1.世界を変える勤労観

勤労は美徳ー希少な日本人の勤労観

労働は必ずしも美徳にあらずー欧米人

僕はインテリだから働かない!?-アフリカの悲劇

シェスタ廃止でベビーブームーエジプトの苦い経験

2.濁流に対処する大戦略を

島国特有の潔癖性ー戦略なき日本

未だ消えていない米英の良心の灯

“日本軍と国府軍相打ちを仕掛けた”-中国共産党が自負

日米開戦“応援演説”を恥じるーハル・ノートに接したフィッシュ

“暗愚”が招く危機

3.東西文明に架ける橋

賠償も請求せずに食料援助ー米国の「武士道」

月とスッポンの差ー注意すべき“隣人”

日本が対米中国の尖兵!?ー悪夢をはらって長架橋のロマンを

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