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2011年7月 9日 (土)

《漢詩鑑賞》 飲酒 陶潜

この詩は陶潜(陶淵明)が役人を辞し故郷の田園に隠居の生活をしている時の作であり、陶潜の代表的作品である。・・・気が向くまま、漢詩の世界に遊ぶ事も、孫と遊ぶ事も、今はGGの楽しみの一つである。

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飲酒(いんしゅ) 陶潜

結廬在人境  廬(いおり)を結んで人境にあり

而無車馬喧  而(しか)も車馬の喧(かまびす)しきなし

※自分は隠者の暮らしをしていて人里に住んでいるが、車や馬の往来(訪問客)で騒々しいという事はない。

問君何能爾  君に問う何ぞ能く爾(しか)るやと

心遠地自偏  心遠ければ地自(おのず)から偏なり

※君に聞くが、なんでそんなことができるのか?心が(名誉や利益から)遠ければ地(居場所)は自然と辺鄙(へんぴ)となる。

采菊東籬下  菊を采(と)る東籬(とうり)の下(もと)

悠然見南山  悠然として南山を見る

※折しも晩秋の季節でちょうど菊の花が咲いている。(見上げれば)悠然と南の山<廬山>が見える。

山気日夕佳  山気(さんき)日夕(にっせき)に佳(よ)く

飛鳥相與還  飛鳥(ひちょう)相与(あいとも)に還る

※山の方では、夕暮れの霞(かすみ)がたなびいており、その霞の中に吸い込まれるように鳥が連れたってねぐらへ還っていく。

此中有真意  此の中(うち)に真意有り

欲辧已忘言  弁ぜんと欲すれば已に言を忘る

※このなにげない情景。この中にこそ人生の真意がある。この真意とは何ぞやなどと、説明しようとすると、途端に説明すべき言葉を忘れてしまう。

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