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2011年7月11日 (月)

何故、原発だけがストレステスト(負荷テスト)か?《続》

かつて共産党や社会党(社民党)など左翼は、米国の核実験に反対したが、中国共産党が繰り返した核実験には一度も抗議しなかった。今日、中国共産党は電力不足を補うために、“原発推進”に懸命である。しかし、日本で「反原発」を声高に叫んでいる連中は、中国共産党や北朝鮮の原発大増設には沈黙する。彼らも菅直人も、「反原発」「脱原発」とは、政治の手段にすぎないのだ。

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◆政府統一見解

枝野幸男官房長官は、「ストレステスト」に関する政府与党の統一見解を発表した。

この「ストレステスト」は“運転停止中の原発を再稼働させる条件”として菅直人総理が打ち出したのに、何故、言いだした菅直人総理が会見して国民に説明しないのか?

何故、“原発シロウト”の枝野が「早口」で発表するのか?相変わらずの“逃げ菅”総理である。

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◆2段階ストレステスト?

枝野が発表したのは、こうだ。

①九州電力玄海原発など≪運転停止中≫の原発については、安全上重要な施設・機器が設計上の想定を超える地震、津波などに対し、どの程度耐えられるのかを確認する「1次評価」を実施し、再開の可否を判断する。

②その上で、≪運転中≫の原発を含む総合的な「2次評価」を行なう、2段階方式とした。

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◆これでは、ますます混乱する

2段階方式にすることで、①≪運転停止中≫の原発の再稼働の可否は暫定的な安全基準で判断する、②本格的なストレステストをその後、全ての原発に実施する・・・このような手順となるようだ。

全く、テスト合格の基準も曖昧である。これは、「2回にグループ分けして追試をしますよ」というだけの事。

ますます混乱するのは必至で、「暫定的な」安全基準などとは、恣意的にいくらでも操作する事ができる。

反原発派も、「これは、意地でも再稼働させるための意図がミエミエ」「最初から本格的なストレステストをすべき」と反発している。

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◆テストが98点(100点満点)でも不合格になる不条理

前回もこのブログで述べたが、何故、定期テストをして合格点(安全宣言)をとった原発が、もう一度追試(ストレステスト)を受けるのか?

そのそも「安全性」の為に、何故、原発だけが何故追試(ストレステスト)を受けるのか?

テストするにも、まずどの程度のストレス(=かける負荷)を想定するかによって結果は異なる。

①震度10、津波50メートル、を想定した場合と、②震度6弱、津波5~10メートルを想定した場合では結果は異なる。

①の想定の場合は、ほとんど不合格となり、②の想定の場合は、ほとんど合格(=安全)という事になる。

「テストに合格したから安全」という事にはならない。これは、「テスト神話」という新たな「安全神話」である。

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Garden722

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