« 「争ってる場合か!(被災地の声)」が、菅災を増大させる | トップページ | 民主党の公約?みんな忘れちゃった! »

2011年6月30日 (木)

脱原発解散という愚劣

「原発は是か非か」というのは実に馬鹿らしい質問だ。これを国民の“投票”で決める事はもっと馬鹿げている。まるで「イエスかノーか?」の“宗教”対立を煽っているようでもある。“両派”とも科学技術への謙虚さを忘れている。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

Tyunichihairo   20110615at55b

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆原発世論調査・・・「廃炉推進」82%、「不安感じる」倍増

上の円グラフは、「日本世論調査会」の世論調査(6月11~12日)の結果である。

国内に54基ある原発を、「直ちにすべて廃炉」「定期検査に入ったものから廃炉」「電力需要に応じて廃炉を進める」とした人が合わせて82%に上った。

事故後は、「原発への不安感」を訴えた人は94%(事故前は43%)に上った。

世論調査では、8割以上の人が、原発の安全性に疑問を持ち、廃炉の方向が望ましいとしている。

※今、このような調査・質問をすれば、当然の“調査結果”である。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆イタリアの「国民投票」で、94%が原発反対(6月15日)

原発問題を、「国民投票」で決めるのは、愚かな事である。

ベルルスコーニ首相は、「国民の意思を無視できない」として、原発の新設や再稼働を当面“断念する”と表明した。

「原発大国」のフランスでは、反原発団体が呼びかけて、アルザス地方の原発施設を“人間の鎖”で取り囲む5000人の抗議行動があった。

参加者の大半は、ライン川対岸から来たドイツ人だという。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆科学技術への謙虚さが必要

原発の「安全神話」は崩れたと言って“脱原発”を主張する人がいる。

そもそも科学技術の産物に「神話」を持ち出すのが間違いで、賛成・反対の両派とも科学技術への謙虚さが感じられない。

菅内閣の対応が、余りに酷いものだったため、原発の「安全性」への不信感が高まった事は事実だ。

世論調査でも、①「国の原子力安全規制の体制が信頼できない」が59%、②「国や電力会社の情報が信用できない」が51%、③「電力会社など事業者の安全意識が足りない」が48%に上っている。

※原発の事故は、責任逃れ体質のもたらした“人災”なのである。何故なら、原発事故は十分に防げたハズなのだから。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆菅直人の“脱原発解散”の意図を打ち砕け!

「原発推進派」vs「脱原発派」のヒステリックで不毛な論争には、嫌気がさす。

科学技術は、思想イデオロギーでもないし、法廷闘争でもない。まして、政治の道具でもない。

詐欺師菅直人の画策する「脱原発解散」などとは全く馬鹿げた話である。

====================

39_001

|

« 「争ってる場合か!(被災地の声)」が、菅災を増大させる | トップページ | 民主党の公約?みんな忘れちゃった! »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

確かに・・・。
「原発YESかNOか?」で選挙すれば、80%以上が「NO」となるでしょうね・・・。
愚かな事です。

投稿: moon | 2011年6月30日 (木) 18時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/564386/52082259

この記事へのトラックバック一覧です: 脱原発解散という愚劣:

« 「争ってる場合か!(被災地の声)」が、菅災を増大させる | トップページ | 民主党の公約?みんな忘れちゃった! »