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2011年6月17日 (金)

民主党政権が続く憂鬱

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◆混沌とした政局

本当に、“政治の世界は一寸先が闇”と言われるがその通りだ。

菅直人の「早期退陣」に動いたのは、仙谷由人。

自民党とも協力して“政敵”小沢を座敷牢に閉じ込め、「ポスト菅」の主導権を握り、残り2年余の民主党政権任期いっぱい“キングメーカー”となるはずだった。

しかし、この仙谷由人の“戦略”は、小沢一郎の権謀術数によって挫折した。

「解散=総選挙の回避」「民主党分裂の回避」「反小沢の封じ込め」・・・小沢一郎の描いたシナリオ通りである。

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◆新トロイカの形成

仙谷の“戦略”は何故挫折したのか?

菅直人は、小沢一郎と組んで逆に仙谷の“菅降ろし”を封じ込めた。

反小沢の旗(=4kの見直し)を降ろしたのである。

さらに亀井静香が菅直人に「内閣改造」を助言し、菅直人の延命を後押しした。

“総選挙と党の分裂を避けたい”小沢一郎と、“民・自の大連立を避けたい”亀井静香の思惑が、菅直人の“延命願望”と一致したのである。

私欲と私怨がむき出しになった小沢・亀井・菅~三者の臨時連合を、新トロイカ体制と呼ぶ。

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◆共通の敵は“自民党”

本当に、“政治の世界は一寸先が闇”である。

その実態は、私的な“欲望”だけが優先される。

新トロイカ体制で、逆に追い込まれているのが野党・自民党ではないのか?

第1に、小沢の計略にかかり民主党の造反をあてにした内閣不信任案を出したものの、土壇場で「民主党を分裂させない」「自民党に政権を渡さない」という求心力が働いた。

第2に、「自民党は震災復旧に協力しない」「菅直人の個人攻撃」「どっちもどっち」とマスメディアを動員してネガキャンを繰り返し与党・民主党の「政治責任」を誤魔化す。

第3に、新トロイカ体制が形成された以上、民・自・公の3党の政策「合意」は進まない。民主党は、「子ども手当」については撤回しないから自民党は引くに引けない。

自民党は、小沢一郎の仕掛けた罠にかかってしまった。

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◆民主党政権が続く憂鬱

選挙互助会の野合集団・民主党にとって「菅降ろし」よりも重大なことは、民主党政権そのものの延命である。

菅直人は亀井静香と談合して、「8月まで(首相を)続ける」ことを約束し、小沢一郎もそれを了承した。

「菅降ろし」「小沢排除」に動いた仙谷由人は、新トロイカ体制によって逆に排除された。

民主党は一枚岩ではないが、イザとなれば「民主党を分裂させない」「自民党に政権をわたさない」という“求心力“が働く。

民主党政権が続く限りこのような(敵役が自民党の)「政局劇」が繰り返されるのである。

本当に、毎日が憂鬱になる。

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