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2011年5月 2日 (月)

小佐古敏荘氏、内閣官房参与を辞任

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◆小佐古氏の辞任の波紋

小佐古敏荘東大大学院教授は、政府の原発事故への「場当たり的な対応」を批判して、内閣官房参与を辞任した。

小佐古氏は、記者会見で・・・福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が「年間20mSv」「毎時3.8μSv」という「途轍もなく高い数値」として「私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と泣きながら政府に抗議した。

武田邦彦先生なども、小佐古教授の「抗議」「制度見直し要請」を支持している。

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◆「法と正義」「国際常識とヒューマニズム」に則せ!

小佐古氏は、「私の任務は、“総理に情報提供や助言を”を行うことでありました」、が官邸および行政機関は「原子力災害の対策は“法と正義”に則ってやっていない」「国際常識とヒューマニズムに則ってやっていない」と指摘している。

「この数値(年間10mSv)を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見識のみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」「強く抗議するとともに制度の見直しを求めます」と明らかにしている。

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◆悪魔の「言い訳」・・・菅直人、枝野幸男

枝野幸男官房長官は、「少なくとも正義に反したところはない。法もしっかり守っている。認識の違いというか、誤解だ」と反論した。

“素人”の枝野が、ヌケヌケと「認識の違い」などと言っているのには腹が立つ。

菅直人は、「決して場当たり的な対応でない」と、「専門家の見解の相違」だとした。

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◆「政治的」基準と「科学的」基準

「専門家の見解の相違」だとするのは、正しくない。

政府はこれまでも、政治的な都合で「安全基準」を引き上げたり、あるいは「直ちに危険とは言えない」などの曖昧な言辞で誤魔化してきた。

「年間10mSv」の基準は、菅直人の「政治的基準」としては妥当であっても、小佐古教授の言うように「国際常識とヒューマニズム」に則していない。

つまり、「政治的基準」と「科学的基準」の乖離があるのである。

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◆「緊急時のため」という言い訳!

小佐古教授は、「内閣官房参与の辞任にあたって」というペーパーで次のように語っている。

・・・緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際常識があります。

それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。・・・

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