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2011年5月26日 (木)

倒閣の主導権を誰が握るのか?

“菅降ろし”の動きが強まっている。菅は、倒される“運命”にある。しかし、問題は、誰が倒閣の主導権を握るのか?それが、問題なのだ。

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◆民主党内の菅直人“包囲網”

小沢&渡部の「ダブル誕生会」が話題を呼んだ。

既に“賞味期限“が過ぎた過去の人、小沢一郎と渡部恒三が今更、仲良く握手しようとどうでもよい。

しかし、この動きの背景には、仕掛け人・稲盛和夫氏の存在がある。

稲盛氏は、前原誠司の“後援者”であるが、同時に小沢一郎の“熱烈な支持者”としても有名だ。

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◆前原誠司の思惑

小沢&渡部「ダブル誕生会」を演出した前原誠司(前外相)は、これによってポスト菅の筆頭に躍り出た。

前原は、党首選挙では、(小沢一郎ではなく)菅直人を担いだ。

ところが、在日韓国人からの「違法政治献金」が発覚し、外相辞任したため、逆にフリーハンドを手にした。

人生は“塞翁が馬”である。

菅内閣の“泥舟”から抜け出すことが出来た前原誠司は「ポスト菅」に名乗りを挙げた。

「総理を目指す」原口一博は焦って「菅批判」を叫んでいるが、前原に後れを取ってしまった。

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◆小沢一郎の思惑通り

「ダブル誕生会」の意味は、“総選挙回避”、“民主党分裂回避”、そして党内“政権たらい回し”の宣言である。

被災地が大変な時に「ダブル誕生会か?」という批判はあるが、(当面、総選挙は無いとみて)民主党の先生方は意に介さない。

小沢一郎の思惑通り、事は進んでいるようである。

第一に、「選挙回避」で、小沢チルドレンの賛同を得る。(総選挙をやれば、小沢チルドレンの大半は全滅する)

第二に、「党分裂回避」で、鳩山由紀夫の賛同を得る。(選挙互助会=民主党を分裂させてはならない、これは、小沢にとっても同じである)

第三に、そして「政権たらい回し」によって、中間派の賛同を得る。(数は力、小沢一郎の真骨頂である)

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◆本当の危機は、これから

「菅降ろし」を実現させた後、誰が次期総理になるか?

仮に、自民党の谷垣総裁が、次期総理になろうとも、民主党が与党であることに変わりは無い。

主要閣僚は、民主党で独占するだろうし、「解散」しないかぎり衆議院の“民主党過半数”勢力地図に変りは無い。

大震災の復旧・復興と言う“国難”を理由に、「オールジャパン」の大義名分で、表向き体裁を整えながら、機を見て、裏では民主党の「売国政策=闇法案」を(いつの間にか)通過させてしまう。

一難去って、また一難。

日本の復興・復旧は、(誰が総理であろうが・・・)必ずできる。

しかし、「当面、総選挙がない」ということになれば、民主党の“やりたい放題”の売国政治が完成してしまう。<それが、本当の危機である>

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◆菅vs谷垣

先日の特別委員会で、菅vs谷垣のやりとりをテレビで見ていて、正直、物足りなさを感じた。

「ゴマカシ」の達人・菅直人に対して、谷垣総裁はいかにも追及が甘い。

具体的には、「それは、ゴマカシだ!」と言うべき処も、「ゴマカシと、言わざるを得ないのでございます」と特に、語尾の「甘さ」が目立つ。

それに、「海水注入中断」は「誰の指示か?」などという、(議事録の無い)経過を事細かに質問していたが、自民党総裁が「質問する」内容ではない。

何故、(被災住民が切実に願っている)震災の復旧・復興が、遅々として進んでいないのか?という議論を中心に据えるべきであった。

そして、被災地住民の“窮状”を、激しく、訴えるべきであった。

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◆倒閣の主導権を誰が握るのか?

今は、「菅降ろし」の動きと、「震災復旧・復興」のためにという“大義名分”のせめぎ合いの段階である。

しかし、「震災復旧・復興」は成し遂げなければならないが、それだけが“政治”の課題ではない。

思いきって書くが、「震災復旧・復興」に埋没してはならない。

震災後、2ヶ月半経過した。民主党に政権交代後、2年になろうとしている。

“民主党政権”では、この国は立ち行かなくなることは、誰の目にも明らかである。

最大野党の自民党が、堂々と民主党政権を批判し、政権を奪還することこそが国家・国民に対する責務である。

<内閣不信任案は、即座に提出すべきだ>

西岡参院議長、そして1年生の横粂議員すら「菅直人ではダメ」と言っている。ためらう理由は何もない。

谷垣・自民党が、覚悟を示す時が来た。

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