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2011年4月 6日 (水)

「今は健全な野党」(政局の鬼才:小泉純一郎)

◆小泉純一郎の正論「今は健全な野党」

小泉純一郎元総理は、谷垣禎一総裁と会談し、自民党内で揺れる「大連立」問題で、次のように注意した。

=今は健全な野党のあり方をしっかり発揮すべきだ=

まったくその通り、正論である。

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◆悪魔のささやき、「甘い」誘惑

会談後、谷垣総裁は、「政策のすり合わせのないところに連立はない」と明言した。

しかし、仙谷由人が策謀した“大連立”は、谷垣氏が言う“手続き上”の「甘い」話ではない。

民主党にしてみれば、連立を組むことで震災「復興」についての責任を自民党に押し付けることができる。

と、同時に、「総理プラス閣僚数名」のエサを見せれば、そのおいしい「復興利権」で、動揺するだろう。

実際、「断わる話ではない」と、野中氏、古賀氏ら“昔の自民党”がエサに食い付いた。

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◆小沢一郎に対する“恐怖心”

“昔の自民党”にしてみれば、いつまでも“冷や飯”を食っていられないと考えた。

このまま菅政権の延命を指食いて見ている訳にはいかない、「大連立」によって(震災復興の長期化で)「復興利権」にありつけるかもしれない、いやありつきたい。

「小沢一郎排除」の徹底と、「自民党の分断」工作、これが仙谷由人の思惑である。

政界最大の“利権政治家”小沢一郎に「利権を横取りされてたまるか」という、小沢一郎に対する“恐怖心”なのである。

野中氏、古賀氏、山崎氏ような“昔の自民党”もやはり同じである。

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◆震災「復興」を名目にした政局

解散をしないで「政権交代」後の民主党現有勢力を温存させるので、民主党議員は逆らえない。

仙谷にとって、その為には、(菅直人を引きずり降ろしても)「谷垣総理」だってかまわない。自民党議員も「今は解散している場合じゃない」との風潮に屈服するしかないだろう。

「大連立」は要するに、自民党を巻き込んだ、仙谷由人vs小沢一郎の「権力闘争」と見るべきであろう。

これだけはハッキリ言える。

例え「政策」のすり合わせをしても、「総理」他主要閣僚を得たとしても、自民党が「大連立」に動けば、自民党は終わりである!

その事を“政局の鬼才”小泉純一郎が見抜いているからこそ、「今は健全な野党」と谷垣氏に注意したのである。

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