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2011年4月 4日 (月)

義援金詐欺に気をつけよう!

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警視庁によると、東日本大震災に便乗した義援金詐欺の相談が寄せられている。主な手口としては、

①実在する団体の名称をかたって、団体が設けた募金振込口座でない個人名の口座に振り込ませようとする、②公的機関と紛らわしい名称をかたる③市役所職員を名乗る、などの例があるという。

“善意の心”の一つである義援金が、確実に、正確に、早く、困っている人に“届ける”事は、我々の責任でもある。

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◆義援金は日本赤十字社へ!

一番良い方法は、日本赤十字社に足を運ぶことである。近くの日本赤十字社へ行って、「寄付金控除」の対象になる義援金を支払うこと、そして「証明書」をもらうことである。

街頭募金や、市役所・コンビニのレジ等に置かれている募金箱の場合は、支払った証明(領収書)が残らない。

多額の義援金や募金を行うと、「特別寄付金」として、その年の総所得金額等の40%を上限として寄付金控除の対象となるからだ。

義援金も“自己責任”で行うべきである。

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◆「日赤義援金、政府が差配へ」(片山総務相)に抗議する!

片山総務相が、3日のNHKの番組で(日赤義援金について)「異例ながら政府が差配する」というトンデモナイ発言をした。

義援金の配分について・・・「日赤と関係自治体間では、“調整”に時間がかかるため」と言っているようだが断固、抗議する!政府が差配すべき事ではない。

政府が被災地(自治体別)の「被災状況」を、日赤側に提供すれば済む話ではないのか!

北朝鮮の金正日ですら手を出さなかった「赤十字社」のカネを、民主党政権が介入し差配するとは、あまりに卑しい「魂胆」である。

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◆“不透明”な民主党「義援金」

「がんばろうNIPPON/民主党義援金」と称して、民主党が自ら窓口になって「義援金」を募っている。「義援金詐欺」とまで言わないが、“内容”が極めて不透明で、疑問だ。

民主党HPには、小さな文字で次のように書かれている。

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○ 民主党がお預かりする義援金の寄付先について

今回民主党が国民の皆さまからお預かりする義援金は、民主党への寄付ではなく、その金額を被災自治体に寄付します。<※1>

○ 民主党のお預かりする義援金の税制上の取り扱いについて

民主党では今回主として街頭等で募金箱方式で義援金をお預かりする形をとっておりますので、税制上の優遇措置の適用はありません。このため、ご寄付くださった皆さまに個々に預かり証を発行致しません(金融機関の振込控やクレジットカード払い時にお送りするメールを確定申告時に添付しても寄付控除は受けられません)のであらかじめご了承ください。税法上の優遇措置の適用をご希望の方は、被災県等の寄付窓口に直接ご寄付くださいますようお願い申し上げます。<※2>

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◆義援金・・・、自民党との比較

「民主党義援金」の“内容”が極めて不透明で、疑問である事は、自民党と比較すればよく解る。

自由民主党(平成22年3月15日)の『東日本巨大地震救救援募金』では、次のように書かれている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○ 集まった募金は、全額をそのまま日本赤十字社に寄付いたします。<※1>

○ 基金について寄付金控除の申請を希望される場合は、「氏名、住所、電話番号、振込日、振込金額」を下記の電子メール若しくはFaxにてご連絡下さい。後日、一括して日本赤十字社に申請を行い、日本赤十字社から領収書が発行送付されます。<※2>

○ 振込手数料については各自ご負担いただくことになります。

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◆ここがおかしい民主党

(1)義援金の寄付先

民主党は、集まった義援金を「被災自治体に寄付します」と言っているが、各被災地「自治体」へは、どのような割合で、どの程度回されるのか明らかにしていない。

民主党を支持する自治体には多く義援金を回すことができるという、政治的な意図を含んだ“仕組み”である。

「全額をそのまま日本赤十字社に寄付いたします」という自民党とは、大きな違いである。

(2)税制上の優遇措置

民主党は、多くのお金を集めておきながら、この「義援金」には税制上の優遇措置(寄付金控除)が得られない仕組みである。

寄付金に対する「税制上の優遇措置」を拡大すべきなのに、「寄付金」思想がまるで時代に逆行している。

「寄付金控除」の手続きをとる自民党とは、大きな違いである。

(3)透明性

民主党HPでは、「個々に預かり証を発行致しません」とある。これでは、民主党の募金には透明性が全く感じられない。

「一括して、日本赤十字社から領収書が発行送付されます」という自民党とは、大きな違いである。

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◆結論

足を運んで、日本赤十字社に義援金を寄付すれば、税制上の優遇措置も受けられるし、振込手数料もかからないから一番良い方法である。

国民の“善意”を公平に活かすには、赤十字社が一番である。

ただし、日赤に集まった“善意”の義援金が、邪悪な民主党政権によって分配「差配されない」ことが大前提である!

兎も角、義援金詐欺に気をつけよう!

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