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2011年3月17日 (木)

陛下のお言葉~日本人の連帯感

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◆陛下よりお言葉賜る

昨日、ビデオメッセージという形で、天皇陛下よりお言葉を賜った。東日本大震災の被災者や国民に向けた、心に沁み入るお言葉である。

天皇陛下は苦難を国民と共に分かち、御心は常に国民と共にある。日本は必ず立ち直るだろう。そのことを実感した。誠に有難いお言葉である。

今日は、陛下よりのお言葉を転記させていただく。(以下、転記)

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

 このたびの東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という例を見ない規模の巨大地震であり、被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や津波による死者の数は、日を追って増加し、犠牲者が何人になるのかもわかりません。1人でも、多くの人の無事が確認されることを願っています。

 また現在、原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により、事態のさらなる悪化が回避されることを切に願っています。

 現在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が食料、飲料水、燃料などの不足のより、極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。その速やかな救済のために全力を挙げることにより、被災地の状況が少しでも好転し、人々の復興の希望につながっていくことを心から願わずにはいられません。

 そして何にもまして、この災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。自衛隊、警察、消防、海上保安庁をはじめとする国や地方自治体の人々、諸外国からの救援のために来日した人々。国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、日夜、救援活動を進めている努力に感謝し、その労を深くねぎらいたく思います。

 今回。世界各国の元首から、相次いでお見舞いの電報が届き、その多くに各国国民の気持ちが、被災者と共にあるとの言葉が添えられていました。これを被災地の人々にお伝えします。

 海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも、皆が相携え、いたわりあって、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。

 被災者のこれからの苦難な日々を、私たち皆が、さまざまな形で、少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が、決して希望を捨てることなく、体を大切に、あすからの日々を生き抜いてくれるよう。また、国民1人1人が被災した各地域のうえに、これからも長く心を寄せ、被災者とともに、それぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

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