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2011年1月29日 (土)

涼州詞 王翰(盛唐の詩人)

  涼州詞(その一)

葡萄美酒夜光杯  葡萄の美酒夜光の杯

欲飲琵琶馬上催  飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す

酔臥沙場君莫笑  酔うて沙場に伏すとも君笑うこと莫かれ

古来征戦幾人回  古来征戦幾人か回る

  涼州詞(その二)

秦中花鳥已應闌  秦中の花鳥已にまさに闌なるべし

塞外風沙猶自寒  塞外の風沙猶自ずから寒し 

夜聴胡茄折楊柳  夜に胡茄の折楊柳を聴けば

教人意気憶長安  人の意気をして長安を憶わしむ

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

都長安は春の盛りだと言うのに、塞外の地は寒い。まして戦場である。つかの間の歓楽。誰が笑えるものだろうか。

戦場のやりきれない気分が表現された<辺塞詩>の傑作の一つである。

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1_012

(写真は千葉県護国神社)

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