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2010年12月 9日 (木)

国家の「機密」とは何か?

◆外交の9割が「密約」であろう

国家機密情報とは、「公開しない」事を“前提”とした情報のことです。

もし、これが外部(敵国・第三国)や、自国内部(政敵・一般民衆)に漏えいしたら、その当事者国家そのものが大打撃を受ける。そうであるから<国家機密>なのである。

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(映画「レッドクリフ」より)

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◆暗黙のうちに

国家間の軍事同盟は、その大部分は(軍事機密など)「密約」扱いであり、取り分け、独裁国家間(かつての中ソや現在に至る中朝の「密約」)においては“常識”である。

「公開」しなくても、その後の動き~「状況証拠」が示している。

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◆漏えいした日米間の「核密約」

『非核三原則』は、「核の持ち込み」に関する日米両国政府の密約に対して、自民党歴代政権が当時の社会党や共産党の批判を避けるための「ウソ」(建て前)である。

「状況証拠」から、国民の多くが「ウソ」(建て前)と知っていたものだった。

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民主党政権(鳩山由紀夫内閣)に移行して「核密約」の秘密合意が露見した。

岡田外相は嬉々として政争に利用しようとして大騒ぎしたが、国民は「やはりそうだったのか」と冷静だった。

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(千葉公園)

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◆漏えいしない歴史的「密約」~ヤルタ会談

1945年戦争末期、ソ連領クリミア半島のヤルタにおいて、ルーズベルト大統領(米国)、チャーチル首相(英国)、スターリン第一書記(ソ連)が、戦勝国による戦後処理(領土の再分割)について会談した。

その中で、ソ連が日ソ不可侵条約を破棄し対日参戦する。「参戦」の対価として(正当な)日本領土である千島列島と南樺太(サハリン)をソ連が領有するとした。

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◆国家機密とは何か?

尖閣での中国漁船「衝突」事件で、菅内閣の仙谷由人「影の総理」は、中国への配慮を優先した。

ビデオ公開もすることなく、(那覇地検のせいにして)中国人船長を釈放したのである。

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映像を「公開」した海上保安官は、国家公務員の行為としては「秩序」に違反しているが、動機は愛国的な「義憤」に満ちている。(このビデオが「国家機密」ではない)

ただ言える事は、現在の民主党政権(菅=仙谷内閣)は、国益よりも「自身の政権延命」を優先していることである。

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(日本固有の領土・尖閣諸島)

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