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2010年12月 2日 (木)

私の好きな漢詩

枯葉が舞い散る哀しい季節である。

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「洛陽城東 桃李の花・・・」で始まり、「惟だ黄昏 鳥雀の悲しむ有るのみ」で終わる、漢詩がある。

「年年歳歳 花相似たり、歳歳年年 人同じからず」で、有名な『白頭を悲しむ翁にかわりて』(劉廷芝)という漢詩である。

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それに、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を唄った『長恨歌』(白居易)などは、私が好きな漢詩である。

天は長く地は久しくとも尽きる時有り この恨み綿々として尽きる時無し・・・。

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この二首は、何となく好きな漢詩だが長編なので全文は省略する。

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◆ここでは、杜甫の有名な短編を紹介する。

春望      ~国破れて山河あり~

国破山河在  国破れて山河在り

城春草木深  城春にして草木深し

感時花濺涙  時に感じては花にも涙を濺ぎ

恨別鳥驚心  別れを恨んでは鳥にも心を驚かす

烽火連三月  烽火 三月に連なり

家書抵万金  家書 万金に抵る

白頭掻更短  白頭 掻けば更に短く

渾欲不勝簪  渾て簪に勝えざらんと欲す

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安禄山の乱により、唐朝の基盤は壊された。

秩序も破壊され、機構も破られ、人民の拠りどころも亡くなった。

国は破れたのである。

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